わたあめ恋



この間は簡単に目をそらすことができたが今は身体が固まったように動けない。


そして、現実に戻りお互い会釈だけした。


特に話したわけでもなく、わたあめのような匂いだけ残っていた。



三浦先輩からしたら、たったの15秒くらいかもしれない。


しかし、私にはとても長く感じた。