わたあめ恋




美緒と渚沙はわたしにセーターを渡してくれた。


そして、わたあめのように三浦先輩は来た。



「ご、ごめんなさいっ。落ちてたので…」


「ううん。ごめんねっ!拾ってくれてありがとう。じゃぁねっ!」


軽く汗をかいていた。
それさえかっこよく見えてしまった。



「や、やばいっ。かっこいい。」


「よかったねぇ!」


「のろけるなっ。ハハッ」


「「ハハッ」」



こんな些細なことでも、わたしには充分だった。