「 前を向いて生きてたら、 この人みたいに、 笑うことができるんだろうか。 人生が楽しいって、 思えるんだろうか」 あんなに優しい笑顔を見せる小鳥遊が、こんなに悩んでいたのか。 「 俺、その時気づいた。 このまま死んだら誰の記憶にも残らないんだ。 それってすげー悲しいし、悔しいなって。 次の日から、顔を隠すために伸ばしてた前髪を切って、 ちゃんと人の目をみて話すようになった。 前をみて歩くようになった。 そしたら、友達ができた。 自然に笑えるようになった」