君に奇跡が起きますように




好きだ、と言う気持ちを真っ直ぐにぶつけられると、ひねくれたあたしはどうしたらいいのかわからなくなる。


こんなにも強く抱きしめられている反面、壊れないように、と大切に扱われているような気がしてしまう。


手は冷たい小鳥遊だけど、密着すれば暖かい。


耳を胸につけてよく聞けば、小鳥遊の鼓動もあたしと同じくらいはやくなっていて。


そのリズムがすごく、それはもう本当に心地よくて──