君に奇跡が起きますように



「はっ……⁉︎」
「だって、俺……。多分、ていうか、絶対!
元居より水澤さんの事好きだもん」


返事が出来ないでいると、小鳥遊はまた重ねて言う。


「返事とかは、いらない、から」


そばに、いさせて。

それは、今までで聞いたことない位、弱々しくて、苦しそうで、今にも泣き出しそうな声だった。

返事って、告白のってことだろう。

なんで急に。


あたしはハッとして小鳥遊を見る。

小鳥遊は俯いていて、前髪で顔は隠れていた。

表情が、見えない。


どんな顔してる?

何を思ってる?


何でそんなこと言ったんだ?

何でそんな、苦しそうなんだよ。


何でこんなにあたしに構うんだ。