ふたりは 食事を終えると
ソファに 座り ホラー映画を
見ることにした。

「怖いかなぁ…楽しみ♪」

「どうして 恐怖感が欲しくて
わざわざ 見るのか 不思議だ。」

「あれー? 本当は 怖いんでしょ?」

「そんなことは ない。」

「じゃ。電気消しまぁす!」

「なんで 電気まで消す必要があるんだ」

「ホラーの醍醐味でしょ!」

あかねは 電気を消し
ホラー映画を 流した。

( 怖いって 言いながら
抱きついちゃったりして… )

あかねは 密かに妄想も膨らませながら
映画を 鑑賞していた。