なにをしている。
あれじゃ あほ面じゃないか。
さっきの方が よかった。

と、 あかねの
ぶりっ子の様な 仕草や
投げキスを 小声で批判し
自分の スタジオへと 戻っていった。

去って行く 奏太をみたあかねは
( なによ。照れちゃって…
かーわーいーいー♪ )

上機嫌だった。