「まぁ… 長年の 友人みたいなものよ。」

奏太は あかねの 動揺した瞬間を
見逃していなかったが

「そうか。」

としか 答えることが
出来なかった。

「で? 隆となんの話をしてたの?」

「あんたには 関係ない。」

「関係あるわよ!!」

すごい剣幕で 突っかかった。

「昔、親友だった。」

「そうなんだ!!!!」

あかねは ふたりが親友だったことに
驚いたが 奏太の言い方に
疑問を持った。