「どうも」

奏太は ふたりに軽く 挨拶をした。

あかねは 美咲のことを
奏太に 紹介しようとするも 美咲は
自ら自己紹介を はじめた。

「あかねの 親友の 美咲です♪
よろしく お願いしまぁす♪」

美咲の キャピキャピした姿を
目の当たりにした
あかねは 美咲を 睨み テーブルの下で
密かに 足を 小突いた。
美咲はあかねの 視線と態度に 気づくも
奏太に 向けて
爽やかに 笑顔を 向けた。