「しかも 今 私
ずっと 奏太のことばかり
考えちゃってる…?」

「なんで あんな やつのことを
考えてるのよ!!!!
無愛想だし 口数は少ない
喋ったと 思えば 説教じみたこと
言うし !話も つまらない。」

奏太の 顔 スタイル 部屋のインテリや
あらとあらゆる 事が
勝手に 頭に浮かんでしまう。

「でも 案外 顔はシュッとしてるし。
笑うと 可愛い 顔になるし…
カメラマンのくせに スタイルも
悪くないよね…
無愛想な 立ち振る舞いも
堂々と してるようにも
見えてくるし… 」

クッションを 抱え 奏太の
いいところを 自然と思い出すと
そのまま照れて しまっていた。

「あぁぁぁぁぁぁぁぁ。
考えちゃ ダメだわ…」

考えだすと 止まらないあかねは
そのまま また横になり
考えるのをやめて
しばらく 眠ることにした。