自身の部屋に つくなり
ベッドに 倒れこんだ。

「あぁぁぁぁあ!
ありえない。ありえない。
ありえなーーーい。」

「酔ったとは言え なんで
あんな奴の 家に行ったわけ?」

「しかも 記憶が 曖昧…」

勢い良く 起き上がり
ベッドの上で あぐらをかき
ボサボサな 頭を抱え 悩んでいた。

「しかも あいつの 顔をみて
私が ゆうさくの 名前を言った??
あいつと ゆうさくは 全く似てない。」
「しかも 二日連続で
泊まっちゃうなんて
無防備すぎる…」

「でも 着衣の乱れはないし…
はっっ!
あいつは 几帳面そうだし
酔った私を 丁寧に 扱って
そのまま また丁寧に…!!
なにごとも なかったように
仕向けてるとか…!?」

慌てて 服の中を覗き込み
自身の 体を 確認した。