朝、目覚めると
また 見覚えのない 家具が
目に留まる…

「ん?また ここ?ここかぁ…」

あかねはまだ 寝ぼけていた。

「ここ!!!!????叫」

飛び起き 昨日の記憶を
必死に 思い出そうと頭を
抱えた。
まだ飲みたらなかった
あかねは 飲み直そうと
奏太の家に 押しかけたことを
思い出した。

しかし思い出せたのは そこまでで
押しかけた 後 一緒に飲んだかどうか
覚えていなかった。

着衣の乱れはないかまた 確認をし
恐る恐る 寝室の扉を 開けた。

前と同じ 光景が 目に入ってくる。
奏太は コーヒーを 注いでいた。