あかねの 大声に 焦り 奏太は
咄嗟に ドアを開けた。

「うるさい。警察 呼ぶぞ。 」

「居留守使うのが 悪いんでしょ?
ほら おつまみとビール!
一緒に 飲みなーおそーよー」

「酒 くさ。 あんた 既に
出来上がってるだろ?
あんな目に 合うのは
御免だ。帰れ。」

「ちょっとーーー!
可愛くないわね。
さっさと入れろ!
ばかやろう!」

酔った勢いで あかねは奏太に
抱きつこうと するも
段差に 足をとられ そのまま
奏太を 押し倒すように
転んで しまった。

突然の出来事に 奏太は
びっくりして 目を見開いた。
あかねの 顔を 間近で 見てしまい焦る
奏太に 対し あかねは
そっと 唇を 重ねた。

奏太は 更に 驚いて
目を 開けたまま キスを受けて
しまった。