「ビール下さい。」

「はぁい。内田くん本当に
久しぶりね?少し 痩せたんじゃない?」

「まぁ。そうかも。笑」

奏太は 口数は少ないも
ここの ママにだけは
気を許している 節があった。

「ちょっとあんた!あんたも人に
笑顔を見せることあるのね!
冷徹な宇宙人かと思ってた。笑」

酔っている あかねは
奏太に 絡んでいった。

そんな あかねを 相手にせず
平然と飲む奏太だったが…

「私が 透明人間か!!!
ちょっとあんた 少しは
人と 会話しようと しなさいよzZ」

文句を 言うなりそのまま
眠ってしまった。

人気が出はじめているのにも
かかわらず 悪態を晒して
芸能人らしからぬ 態度をとる
あかねを 冷ややかな目で見ていたが
そのまま 眠ってしまった
あかねが 気になり 置いて帰ることは
できなかった。