「えぇ〜なんでぇ〜」



なんでも。と言いつけるが、いうことを聞かない女の先輩。




「…もしかして、何か用事でもあるのぉ?みんなに隠すような」


少し怖い顔つきになる。


もしかして、先輩がお出掛けに行かない理由って…



「秘密、だな。桜」



「えっ、、はい…」


ニヤッと何かを企んでるような笑みを浮かべる。



……何を考えてるのか、全然わからない



「…へぇ〜。。この子が関係してるんだぁ」



私を睨むように、わらうこの女の先輩



「……俺、もう戻る」


急に箸をお盆に置き、立ち上がった壮太



「…え?まだ全然食べてないじゃん」


すると、不機嫌そうに食器を片付けに行った



「…壮太?」



「怒っちゃったね、壮太」


人事のように言う楓


蓮也先輩は琉先輩と、帰っていく壮太を交互に見る




私たちは食器を片付け、教室に戻ろうとする



琉先輩は、私の手首を掴む



「放課後、音楽室な」


「…はい。忘れてませんよ」


ふっと笑い、じゃーなと言いながら蓮也先輩と女の先輩と教室に戻ってった



「なーにイケメン先輩と隠し事してんのっ」


「…別に隠し事とかじゃ…」



「ふ〜ん。じゃぁ、何?」


ニヤニヤしながら聞いてくる


知らない。そう答え、教室へ入った



「応援するから。桜が幸せなら」




「……何を?」


ふふっと笑い、何でもなーいとか言って自分の席へ戻る




壮太と目が合うが、すぐ逸らす壮太


何に怒ってるの?

明日になれば、、、なおるよね