売店横の壁に
もたれかかって
宮原先輩を待つ。
「はぁ…。」
やっぱり自分で
買いに行けば良かったかなぁ…。
「あ‼︎ねぇあの子‼︎」
「例の子だよね⁇」
ー⁇ー
「二股女でしょ⁇
親の顔が見てみたいよね〜。」
「親もろくな親じゃないでしょ〜‼︎
子供があんなのだから
きっと親も股かけまくってんじゃない⁉︎」
「うわ〜‼︎それはヤバイ‼︎」
2人組の女の先輩達が
あたしの横を通り過ぎていく。
ードックン…ー
今のってあたしの事…⁇
親が親だから…
子も子って事…⁇
あたし…
あの女と…
同じことしてるって事…⁇
嫌だ…
嫌だ…
嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ‼︎‼︎
「嫌だっ…‼︎‼︎‼︎」
「ひなたちゃん♪お待たせっ…」
あたしはその場を
走り去った。
「ひなたちゃん⁉︎」
後ろで宮原先輩が
あたしの名前を呼んでいるのが聞こえた。
お願い…
もう誰も関わらないで…‼︎
あの女と…
あたしが一緒だなんて…
「死んでも嫌だっ…‼︎」
全速力で走る。
周りの声も入ってこない。
あたしはいっきに
正門を走り抜けた。

