葵に支えてもらいながら
靴を履きかえて正門を出る。
「佐々原さん、ちょっといい⁇」
「‼︎」
その時
正門を出たのと同時に
誰かに呼び止められる。
振り返るとそこには
隣のクラスの女の子が立っていた。
喋ったことない子…。
その子はショートヘアの
華奢な女の子だった。
「ちょっとだけ来てくれる⁇」
今日は本当に
ついてない日だなぁ…。
「行かなくてよくね⁇」
葵は面倒くさそうに
行くのを止めた。
「んー…。
すぐ終わるから待ってて…。」
「ったく…。」
あたしは少しふらつきながら
女の子の後をついていった。

