星空の日に




* * *








「ひなたっっ‼︎‼︎」


「⁇」




最後の授業が終わって、
帰る準備をしていたあたしを
早奈英が大声で呼んだ。



「ちょ、ちょ、ちょっ…‼︎‼︎」

「んもぉー。何⁇」


早奈英は落ち着かない様子で
あたしの肩を掴んだ。




「あのねっ‼︎どうしよう‼︎」

「どうしたの⁇」



あたしが問いかけると
早奈英はゴクリと息をのんだ。





「今日の帰り…
亮平くんと帰る事になった‼︎」


「…へ⁇それだけ⁇」


「それだけって…
どうしよう‼︎緊張し過ぎて
死にそうなんだよー…‼︎」


「何よ今更(笑)
お互い好きなのに。」


「だってぇー…。いまだにパンケーキ
行けてないから今日行こうって…。」


「はいはい♪行ってらっしゃい♪」


あたしは早奈英の背中を
トンッと押した。


「付き合ったらちゃんと
言いなさいね⁇♪」


「なっ…‼︎わ、わかってるよーっだ‼︎
じゃあね、ひなたっ。また明日っ‼︎」




顔を真っ赤にしながら
早奈英は走って教室を出て行った。




「ひなたばいばーい♪」

「ひなたまたねー♪」



「あ、うん‼︎
ばいばいっ♪」




クラスの子達もだんだん
教室から出て行って帰って行く。




「あたしも帰ろ。」


あたしもみんなが教室を出た後に
鞄を持って教室を出た。