ーキーンコーンカーンー
教室に戻ったのと同時に
授業開始の鐘が鳴った。
「ほーらね。戻って来て
正解だったでしょー。」
「うぅー…。」
何か言いたそうに
早奈英はあたしを見た。
ーガラッー
「ほらー‼︎全員席に着けー‼︎
授業するぞー‼︎」
英語担当の先生が
勢いよく教室に
入って来たのと同時に
全員が席に着いた。
「ひなたも隅に置けないんだから…。」
「もうっ…‼︎
そんなんじゃないんだからねっ。」
あたしの後ろで
早奈英が呟く。
「はぁ…。」
ため息を静かについて
窓の外を眺める。
なんか今日は
いつもより疲れるなぁ…。
学校…
早く終わらないかなぁ。
そんな事を考えながら
授業の間、あたしはずっと
ぼーっとしていた。

