星空の日に




それからしばらく、
宮原先輩と話をしながら歩くと
学校が見えてきた。





正門をくぐって目の前の時計に
目をやると、すでに2限目の授業が
始まっていた。



「授業始まってんね。」

「はい…。」

「ひなたちゃんこっち。」

「⁇」



宮原先輩はあたしを手招きして
裏門の方に呼んだ。


「どうしたんですか⁇」

「しーっ…‼︎あそこ、せんせーいる。」



宮原先輩は声を潜めて
正門横を指さした。



「‼︎」


あ…。本当だ。
しかも生徒指導の先生…。
今見つかったら絶対怒られる。



あたしも宮原先輩の言う通り
裏門の方に急いで隠れた。



「よし…。行った。
こっち来て。」


「‼︎」


生徒指導の先生が校舎に
入って行くのを確認すると、
宮原先輩はあたしの手を引いた。



「こっちから入れば
バレないから。」


手を引かれ、誘導される。


そしてあたしと、宮原先輩は
上手く校舎の中に入る事に成功した。