浴室を出てリビングに行くと
おばあちゃんが少し遅めの晩ごはんを
テーブルに並べてくれていた。
「上がったかい⁇
ほら、早くお座り。」
「うん、ありがとうおばあちゃん。」
おばあちゃんはニッコリと笑って
お茶碗にご飯をよそってくれた。
あたしもニッコリと微笑み返して、
おじいちゃんのお仏壇に手を合わせてから
椅子に腰かけた。
「「いただきます。」」
おばあちゃんと2人で手を合わせて
美味しそうなおかずに箸を伸ばす。
「ん〜‼︎美味しいっ。」
味がよく染みている煮物を
口に入れると、口いっぱいに
野菜の旨味が広がった。
「ふふふ。そうかい、そうかい。
そりゃあ良かった。」
あたしの美味しそうに食べる姿を見て
おばあちゃんはまた微笑んだ。

