ー‼︎ー
「ひなたー‼︎久しぶりー‼︎」
急いで戻るとそこには
久しぶりに会う
早奈英と亮平が立っていた。
「よっ♪♪元気してるかー⁇」
「うわっ、びっくりしたー‼︎
どうしてここにっ⁇」
「ふふ♪ひなたを驚かそうと思って♪」
ー‼︎ー
早奈英と亮平はそう言うと、
二人一緒に左手を見せた。
「本当はね、もっと早くに
教えたかったんだけど
びっくりさせたくて‼︎
どうせ式を挙げるなら
ひなたにプランナーを
任せたくって♪」
「早奈英と相談して決めたんだ♪」
早奈英と亮平の話しを聞いて、
あたしの心は込み上げるものがあった。
本当に…
心から嬉しくて…
涙が溢れそうになった。
「って、ひなた⁉︎
どうして泣くの〜っ‼︎」
「なんか…嬉しくてっ…。」
「いつからそんなに
泣き虫になったんだ⁇(笑)」
「うるさいなぁーっ…。」
涙を拭うあたしを見て、
二人はあやすように
背中をさすった。
「ひなたにお願いできる⁇」
「うん。一生懸命手伝うね‼︎」
あたしが頷くと、
二人は嬉しそうに
微笑んでいた。