ひなたが母親と再会して
俺達の前から走り去った後ー
* * *
「俺とひなたの人生を狂わしたのは
親父とひなたの母親で…
お前ら二人が…俺達を…⁇
ひなたは今まで十分
苦しんできたんだ‼︎
なのに…こんな仕打ち…
あんまりだろ…。」
「違うんだ…。
全て話す。いつかは
話さなきゃいけないと
思っていた。実は…
ひなこは病気なんだ。」
ー‼︎ー
「病気…⁇」
「俺とひなこ、それに…
ひなこの旦那のひろあき。
俺達は小さい頃からの
幼馴染だった。だけど…
幼馴染だったはずの俺は…
いつしかひなこを幼馴染としてではなく
女として好きになっていた…。」
「‼︎」
「だけどひなこは、ひろあきの事を
ずっと愛していたんだ。
だから尚更言えずにいた俺は…
高校を卒業するのと同時に
医大に進むのを境に二人の前から姿を消したんだ。」

