「あのさ…。」
「ん。」
あたしも体を起こして
葵の隣に座り直す。
「クリスマス…」
「あー。俺その日無理。」
「え⁇」
あたしが言いかけると、
葵は特に表情を変えずにそう言った。
「どして…⁇」
「先約がある。」
「どんな⁇」
「おめぇには関係ねーよ。」
葵はそう言いながら
あたしの質問を上手く
はぐらかした。
「関係ないってそんな言い方…。」
「じゃーなんて言えばい⁇」
いつものような冷たい言い方
なんだろうけど…
今日は葵のそっけない
態度に腹が立ってしまった。
「あっそ。別にいいけど。
葵がどこで何してようが
あたしには関係無いしね。」
「おい…」
「だからあたしの事も
これから干渉しないで。
あたしがどこで何してようが
葵には関係無いから。」
「おいって…」
「じゃあね。」
葵はあたしの態度に戸惑いながら、
あたしの手を掴む。
が、それを振りほどいて
あたしは図書室を後にした。
ーバタンッ‼︎ー
「…。
話くらい聞けっての…。」

