「おばあ…ちゃんっ…。」
手紙を読み終えると、
あたしの目には涙が
沢山溜まっていた。
いつこんな手紙を書いていたのか、
全然気付かなかった。
おばあちゃんの愛が
沢山詰まった手紙は
あたしの涙で滲んでいた。
「葵っ…。あたし…
おばあちゃんに何も
してあげられてない…っ。
ありがとうって…ちゃ…んと
伝えられてないっ…。」
「ひなた…。おばあさんは
こんなにも幸せだったんだ…。
ひなたの気持ちもちゃんと
伝わってる…。」
葵はそう言うと、
ただ泣きじゃくるあたしを
強く、強く抱きしめてくれた。
「おばあちゃんっ…‼︎おばあちゃんっ…‼︎」
おばあちゃんはいつも
あたしに色んな事を
教えてくれていた。
そして、人を大切に思う気持ちの
大切さを常に教えてくれていた。
おばあちゃんの笑顔は
いつもあたしに
幸せをくれていた。
おばあちゃんがあたしに
くれた物は沢山あって、
その一つ一つがかけがえのない物で…。
あたしもおばあちゃんの
孫に生まれて来れて
本当に良かったと思った。
あたしもいつかおばあちゃんみたいに
優しい心を持てるようになりたいと、
心からそう思う。
おばあちゃん。
今まで本当にありがとう。
そして、こんなあたしをいつも
愛してくれてありがとう。
おばあちゃん。
ゆっくり休んでね…。

