星空の日に







その後、莉緒さんから連絡が来て
通夜と葬儀の日程も決まった。


おばあちゃんの遺骨は
あたしがまだ未成年という事もあって、
永代供養にする事になった。
おじいちゃんの遺骨も一緒に。







通夜には沢山の人が来てくれて、
おばあちゃんがどれだけ
周りの人に愛されていたのかが
ひしひしと伝わって来た。










「こんばんは。」

ー‼︎ー




通夜が始まって、
だいぶ周りも落ち着きだした時だった。

あたしがおばあちゃんの祭壇の横に
うつむきながら腰かけていると
声をかけられた。



「あ…お隣の…。」


顔を上げるとそこには
隣の家のおばさんが立っていた。

おばあちゃんとはよく話しをしたりして、
常に気にかけてくれていた。

おばあちゃんも、作りすぎたおかずを
おばさんにあげたりと、仲良くしていた。

おばさんが救急車を
呼んでくれたのだと言う。


「私がもう少し早く
やすよさんの体調の悪さに
気付いていれば…。
本当にごめんなさい…。」


おばさんはそう言いながら
涙を流して頭を下げた。


「やめてくださいおばさん…。
おばさんのおかげで早い時点で
運んであげることができたんです…。
本当に…本当にありがとうございました…。」


「あなたも苦労ばかりで…。
何かあったらいつでも
頼っていいんだからね…。」

「ありがとうございます…。」




おばさんは最後におばあちゃんの
顔を見て泣きながら去って行った。




おばあちゃん…
ちゃんと見てる…⁇

こんなにもおばあちゃんの事を
思いながら悲しんで涙を流して、
おばあちゃんとのお別れを惜しんでる。


今まで苦労ばっかりだったから…
天国に着いたら、おじいちゃんと
ゆっくり休んでね…。