「うわぁ…。」
外に出ると、さっきまでの暑さが
嘘のように涼しくて綺麗な空気と
大きな木々達にあたしはただただ驚いた。
隣に立つ葵も気持ちよさそうに
小さなあくびをしている。
「じゃあ私はやらなきゃいけない
仕事がたまってるから帰るね‼︎
また明日の夕方迎えに来るから。」
「姉貴さんきゅーな。
また明日もよろしく頼む♪」
「「ありがとうございました〜‼︎」」
あたしと早奈英は声を揃えて
莉緒さんに頭を下げた。
それにつられるように
葵も小さくお辞儀をする。
「いいのよ〜♪後は楽しんでね‼︎」
莉緒さんはそう言うと
笑顔で手を振りながら
車を走らせて行った。
「よし‼︎じゃー、まずは飯な‼︎
ここの管理人に言えば
バーベキューの道具とかも
貸してくれるみたいだぜ。」
「やった〜♪早くご飯にしよ‼︎
ね、ひなた⁇葵くん⁇♪」
「そうだね♪」
「ん。」
あたし達は持って来た荷物を抱えて、
とりあえず今日泊まるロッジに入る事にした。

