星空の日に

「あ、そういえば早奈英は
亮平と上手くいってるの?」

あたしは、隣でジャージに着替えている
早奈英に問いかけた。


「えっ、うんっ!!あのね
この間駅の地下に新しい
パンケーキ屋さん出来たじゃんっ?
ダメ元で誘ったら~
なんと、OKもらっちゃいました~!!」

早奈英はそう言うと、
嬉しそうにぴょんぴょん跳ねた。


「本当っ?やったじゃん!!
これからが楽しみだ~(笑)」


あたし達は顔を見合わせてにやけた。


亮平(リョウヘイ)は、
早奈英がかれこれ1年くらい
片想いしている相手。
中学の時から同じ学校って事で
あたしも仲の良い奴。

両想いなのにまだお互い
言い出せないみたいで
こっちとしてはなんだかんだ
そういう2人を見てると楽しい(笑)


「早く好きって言っちゃえばいいのに~」

「なっ!!むむむむ、無理だよ~!!」

あたしがそう言うと
早奈英はいつも
分かりやすく動揺する。


「ははは(笑)ほらっ、体育行くよ~」

「待ってぇ~っ」


あたしは動揺する早奈英を置いて
教室を後にした。