星空の日に









* * *












目を開けて
過去の思い出から覚めて現実を見る。





その場にどのくらい
立ち尽くしていたのだろう。


気付けばあたしは、
あの時の様な酷い雨に打たれていた。



この雨は…
あたしの心の中みたい…。

大雨で…
ぐちゃぐちゃで…

いっそこのままあたしも
消えて無くなりたかった。







『私の可愛い一人娘』






思い出すだけで
反吐がでる。


13年もあたしに嘘をつき続けて
裏切ってきたくせに…。


ましてや葵のお父さん⁇




「はは…。あんまりだよ…。」



呆れて物も言えないって
こういう事なんだ…。




あの時あたしが見た男の人は
葵のお父さんで…

あたしの人生を狂わしてきた…。



だけど…
葵の人生を狂わしてきたのは…
あの女で…。





ねぇ神様…

これ以上あたしに
何を求めるの⁇

どれだけ傷付けばいいの⁇

どれだけ人を恨んで、憎んで…
自分を嫌いになればいいの…⁇



ねぇ…
お願いだから…



「教えてよ…。」