《2年生が先にゴールしました‼︎ ロマンチックな結末に 皆様どうか温かい拍手を‼︎‼︎》 ゴールすると同時に、 周りからの拍手で我に返る。 葵はあたしを静かに 地面に降ろした。 「あー、重かった。」 「‼︎」 顔が燃えるように熱くなって、 恥ずかしさで顔を上げられなかった。 「ほら。」 そんなあたしを見兼ねてか、 葵はあたしの左手を優しく取って グランドからあたしを連れ出した。 そしてあたしはされるがままに 葵に手を引かれ校舎の裏に来た。