星空の日に




部屋に戻ったあたしは、
歯磨きを終えて
体育のジャージに腕を通す。



「うわ〜…暑そう。」


カーテンを開けて
窓の外を見ると、
太陽がアスファルトの地面を
ジリジリと照りつけていた。



「めちゃくちゃ焼けそう…。」



あたしはそう思い、
長袖、長ズボンのジャージを着て、
おばあちゃんが作ってくれた
お弁当を手に持って
部屋を出た。









「おばあちゃん行ってくるねーっ。」


階段を降りて、靴を履いたあたしは
台所にいるおばあちゃんに声をかける。



「怪我しないように
気をつけるんじゃよ。
行ってらっしゃい。」



あたしの声に気付いた
おばあちゃんは
台所から顔を覗かせて
優しく送り出してくれた。


あたしもその笑顔を見て、
家を後にした。