眠りにつく間も、
葵の顔が頭から離れなかった。
『お前も、俺に光をくれてる。』
「うぅ…。」
この言葉を思い出しただけで
胸がチクチク痛んだ。
だけどその反面…
『俺、ひなたちゃんに
振り向いてもらえるなら
なんだってする。』
宮原先輩の言葉も胸に突っかかる。
葵の気持ちも、
宮原先輩の言葉の意味も、
自分の気持ちも…
全部分からない。
後悔のないように…
どうすれば後悔して…
どうすれば後悔しないのか…
「はぁ…。なんなのよもう。」
モヤモヤした気持ちのまま
あたしは熟睡出来ずに
そのまま朝を迎えた。

