「桃太郎!お帰りなさい!!
よく帰って来たなぁ!!」

「ああ!わたしたちの大切な桃太郎!!
大丈夫かい?ケガはしてないでしょうねぇ」

「俺がそんなヘマするわけないし。
ただいま、爺さん、婆さん」


村に帰って来た桃太郎。

お宝もがっぽりで、村人達にとても歓迎されました。


「爺さん、婆さん。
俺、嫁見つけてきたから」

「まあ!あの女に興味がなかった桃太郎が!
よかったねぇ、今日はお赤飯ですよ!ご馳走ですよ!」

「よかったなぁ、そりゃあめでたい!酒だ!」


「良いのでしょうか……私などが、こんなに…」

「いや、姫様をこんな村に連れてきたこっちが恐縮だ。
せめてくつろいでくれ、嫁にくるんだから」

「…はい!」


幸せな新婚生活が始まりました。