「私とお母さんが貯めたお金どうしたの?」
そしたらお父さんは平然とした顔で
『あぁ?そんなの使ったに決まってんだろ。』
「お母さんがそれに気づいた時、お父さんになんか言ったんでしょ?それなのにどうして。」
『あぁ、あいつにそんなこと言われたなーけど、〝お前らは俺の金を貯めるただの道具だよ〟。って言ったら急に泣き出してそのまま外に飛び出していったわ、その後病院からトラックにひかれて亡くなったって聞いた時は笑ったねーあいつバカだよな、あのまま俺のために働けばいいものの』
私はお父さんのことをお父さんだと思わなくなった。
最低の男。そう思った。
お父さんに私は殺意しかわかなかった。
けどお母さんがそんなことしたら泣いちゃうからだからその気持ちを抑えて必死に働いた。

