君と出会えて



『みんな静かにしてて。』
俺はそう言って静かに桃華に近づいた

桃華は気づいていない

そして
『……桃華』
名前を呼んだ

桃華が振り返る

「……しゅう?」

『あぁー。俺だ』
桃華の目は光を宿っていなかった
闇にとらわれているような目。

「……秀ごめんなさい。私のせいで」
今にも泣きそうな声で謝る桃華。
はぁ?なんだそれ……
『そんなんどうだっていいんだよ!てか桃華のせいじゃない!俺が自分の意志でやったことだ』

「……それでも私がいたらまたみんなを危ない目にあわせちゃう……」

『……だから死ぬ……のか?』
俺がそう言うと小さく頷く桃華


やっぱり桃華……自分が悪いと思ってたのか……