“しちゃいけない恋”だったんです。






「…なんでなんだろうな。」



任務を終えた後、全身に返り血を浴びた紫久礼が、そう呟いた。



「…何が?」



あたしは、濡れたタオルを紫久礼に手渡した。



「…なんで俺らなんだろうな。
これなら、殺される方がよかった…ッ!」