「妃茉梨。」 紫久礼はポケットからメモ帳を取り出して、何かを書いた。 “ここ、盗聴器とかある?” あたしはそのメモを借りて、あたしも書く。 “あるよ。監視カメラもある。” 「妃茉梨。外、行かない?」 「うん。いいよ。」