「怖い…。殺さないで。 あたしはもう、限界です。 許してください。お父さん。」 だからなのか、つい、心の声が出てしまう。 しまったと後悔しても、もう遅い。 なにか聞かれると思ったけど、真嶋さんは何も聞かずに、頭を優しく撫でてくれた。 「…ダメです。 あたしに関わらないで。」 あたしはその手を振り払った。 これも見られている可能性が高い。 そんなことがあったら、間違いなく真嶋さんを殺さなければいけない。