「また教えてくれないんだな。 笹本って秘密主義だよな。」 暗闇で顔はあまり見えなかったけど、切ない顔をしているように思えた。 「そうですね。すみません。」 「いや、別にいいんだけど。 せめて、敬語をやめてくれるかな。」 「なぜですか。」 思えば、今まで、敬語以外で誰かと話したことあったっけ?