差し出された、白い小さな四角い箱。 ドキドキしながら開ける。 中身は、シルバーのシンプルな指輪。 「高級なものじゃなくてごめん。 結婚指輪は、もっといいのにするから。」 「ううん、いいよ。 指輪の値段は関係ない。 重要なのは、気持ちでしょ?」 「あぁ、そうだな。 貸して。俺がはめてあげる。」