「待てよ。」 2、3歩歩くと、手首をつかまれた。 「離してください。」 「いつもひとりで、寂しくないのか?」 「…さみしい?」 「あぁ。」 ……寂しいに決まってる。 でもあたしの気持ちなんて、人の命に比べれば、小さいものだ。 あたしが仲良くすると、その人は殺される。 それなら、関わらない他ないだろう。