【紫久礼side】 「笹本がいないだけで、俺は普通に生活できないんだ。」 その言葉を聞いたとき、思わず、妃茉梨が生きていることを言ってしまいそうになり、慌てて口を噤む。 「…少し待っててください。 1度、家に戻ってきます。」 「は?なんで?」