七瀬君とは順調なお付き合いが続いていた。 とは言っても向こうは部活が忙しいし、 私はバイトがあるので 学校の休み時間に会うのが精一杯だ。 今までのことを考えると、毎日会えるだけでも 充分だと思っていたけど、 「もうちょっと彼女っぽいことをしたいよなぁ」 そんな時、美里さんから緊急なバイトのお願いがきた。