「学校では嘘ついてたの?」
私の質問に彼はすこし驚きつつも、黒い笑みを
浮かべながら「そうだけど?」と言った。
「俺、昔から性格悪くて 嘘つくの大好きでさ
友達とかめんどくさかったんだけど面白くて、
ちょっと優しくしてニコニコしとけばみんない
い人だって勘違いするんだよ。」
「どうする?知られちゃったんならもういいか
な~ 別に、皆にばらしてもいいから」
お好きにどうぞ、と言って去ろうとする幸村く
んの服の裾を私は反射的につかんだ。
そうだ......彼しかいない........!
私の質問に彼はすこし驚きつつも、黒い笑みを
浮かべながら「そうだけど?」と言った。
「俺、昔から性格悪くて 嘘つくの大好きでさ
友達とかめんどくさかったんだけど面白くて、
ちょっと優しくしてニコニコしとけばみんない
い人だって勘違いするんだよ。」
「どうする?知られちゃったんならもういいか
な~ 別に、皆にばらしてもいいから」
お好きにどうぞ、と言って去ろうとする幸村く
んの服の裾を私は反射的につかんだ。
そうだ......彼しかいない........!
