遂に到着してしまった教室の前。 入学初日より緊張するかも。 「あっれ~…。 もしかして9組の子?」 「う、うん!」 「マジ! 女子3人しか居ないからさ、 入りづらくて来るの待ってたんだよね!」 所謂ギャルの部類に入るであろう、 金に近い茶髪の女の子。 「うち、佳奈ね! 後1人だからもーちょい待とうよ!」 「あっ!そうだね!」 「で、名前は?」 「紅だよ~」 友達が出来ないかも。 っていう不安は解決された…。けど…。