君との距離40センチ。


「こいつ低血圧だから
許してやってよ、紅ちゃん。」

「えーっ!嫌!」

「そう露骨に嫌がられると、
さすがの俺様も落ち込むってーの。」

「勝手に落ち込んでてよ!」



本当にしゅんとした様子の北澤廉。
ちょっと可愛いかも。


……ってなにそれ!待って!
こんな奴が可愛い訳ないんだから!


「北澤廉!どいてよ!」

「…もう少しだけ。な?」






耳元で囁かれると、
顔が赤く染まったのが分かった。

「本当に少し…?」

「あぁ。少し。
お前と居ると落ち着く。」






本当に安心しているような、
優しい声色に逆らえなくなってしまう。