君との距離40センチ。


「ほー、君が噂の紅ちゃんね。」

「噂の…?」

「廉に平手打ちしたっていう、ね。
小動物みたいなのに度胸あるなー!」



もう噂になってるなんて!
それに反射的に叩いちゃったんだもん。
別に悪気はなかったもん…。

「お前ら朝からうるせー。
頭に響くから静かにしろよ。」




トンっと机越しに、
横向きに座っている私の肩に
頭を預けた北澤廉。

「重いんですけど!」

「ちょっと黙れって。」


人の肩を勝手に使っておいて、
なんなのこの横暴さ!!!