「ほー、君が噂の紅ちゃんね。」 「噂の…?」 「廉に平手打ちしたっていう、ね。 小動物みたいなのに度胸あるなー!」 もう噂になってるなんて! それに反射的に叩いちゃったんだもん。 別に悪気はなかったもん…。 「お前ら朝からうるせー。 頭に響くから静かにしろよ。」 トンっと机越しに、 横向きに座っている私の肩に 頭を預けた北澤廉。 「重いんですけど!」 「ちょっと黙れって。」 人の肩を勝手に使っておいて、 なんなのこの横暴さ!!!