君との距離40センチ。


今日こそお勉強教えてよね!
約束なんだからね!!!



双子ちゃんに念押しされつつ、
いつもより少し早く家を出た私。


「紅ちゃ~ん、おはよ!」

「翔くん!おはよう!」

「偶然って続くものだね。
ちなみにこれから廉も来るよ!」

「先に行きマス…。」




朝から北澤廉と顔を合わせるなんて
丁重にお断りだもんねーだ。

「はよ。」

「ほらね、来たでしょ?」






お、お断り…したのに。

「翔くんのバカ!」

「それは心外だな~。
さて、3人で仲良く登校しとく?」

「嫌!!!」

「………。」




肉食獣と仲良く歩いてたまるか!
そんな気持ちを込めて翔くんを睨む。