君との距離40センチ。


「全然大丈夫だよ!
ほら、遠いし申し訳ないもん!」

「俺が送りたいから送るの。
それじゃダメかな?」

「…ダメじゃない、です。」

「よし、行こう。」



キラキラオーラが眩しいよ……。



さりげなく車道側を歩いてくれて、
男の子に慣れていない私からすると
トキメキ不可避なのです。

「桜が満開だねぇ。」

「この辺りは本当に毎年凄いよね。」

「桜祭り、翔くんは行くの?」


「うーん…。
そうだ、クラスの皆で行こうよ!」

「………北澤廉も?」



クラスの親睦が深まるのは嬉しいけど、
私としてはそこは最重要だ。