"次は~ 桜田~ 桜田~"
「あっ、私次で降りるね!」
「俺も~。」
「もしかしてご近所さん…?」
「桜田北の方だよ。」
「私、南だから逆側だねぇ。」
北と南だとかなり離れているから、
翔くんのことを知らなくて当然だ。
こんな王子様顔のイケメンが
隣の中学校だったら絶対に分かるもんね。
そう、北澤廉が王様なら
翔くんは正に王子様って感じ。
「ほら、紅ちゃん!
ボーッとしてないで降りるよ。」
私はまたトリップしていたらしく。
ドアが閉まる寸前で翔くんが
手を引いてくれたので降り損ねずに済んだ。
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